囃子方と祇園囃子
[詳細]
笛方
能管は高価であるが囃子方の個人持ちで、笛方昇格から次の年の祇園祭まで個人指導を受け、〝音〟を出すことから始まり、独特の符丁で表されている笛の譜を覚える。音色と共にメロディーの伸ばし具合、コブシの利かせ具合を習得して、太鼓のテンポに合わす技術が要求される。巡行時は鉾の進行左側の欄縁に八人が座り、演奏し、他は交代要員として乗り込み、席順は指導者を中心に年長者が決め、随時交代している。
祇園祭について、そして函谷鉾・保存会について、詳しくご紹介しております。「鉾や山を見る」・「巡行を楽しむ」だけでも良いのですが、その歴史、由来、願いなど多くの人々が積み上げてきたことを知って、実際の鉾や山をご覧いただくとより深く楽しんでいただけるのではないでしょうか。
そんな願いを込めてご紹介しておりますので、ぜひじっくり「函谷鉾」を知ってください。