函谷鉾(かんこぼこ) | 公益財団法人 函谷鉾保存会

函谷鉾は、四条通室町東入(烏丸西入)函谷鉾町の鉾で応仁の乱(1467~1477)以前に起源を持ち、くじ取らず(五番)の鉾として、長刀鉾に次いで鉾二番に巡行し、鉾櫓、屋根の規模で最大級の鉾の一つです。

祇園祭は、日本の三大祭の一つとして、今や国内は勿論のこと世界的に知られる祭りとなっております。その起源は貞観(じょうかん)11年(869)に悪疫退散を祈願した祇園会(祇園御霊会・ぎおんごりょうえ)にあり、その後は時代とともに形を替えながら、応仁の乱以降では、兵火等の難に見舞われるものの、伝統を継承する町衆の並みならぬ努力と情熱によって幾度となく復興し、また美しい装飾品も加えながら、今日の壮麗華美な鉾や山が巡行する祭りとなりました。

函谷鉾も、天保10年(1839)函谷鉾町の先人達の大変な努力の積み重ねにより現在の函谷鉾が復元されたのですが、今後の管理・保存を確実に続けていかなければ、いずれは衰退して失われるかもしれません。これは先人達の苦労を無にするだけでなく、さらには国の損失でもあると考えております。

現有する鉾を確実に管理・保存し、次世代に伝承していくことが、私達の重要な責任であり務めと考え、日々活動を行なっております。

函谷鉾ついて

天明8年(1788)の大火で消失した函谷鉾は、天保10年(1839)に復興を果たしました。そんな函谷鉾の説明、懸装品の数々、祇園祭を華やかに彩る祇園囃子について等、詳細に掲載いたしております。

大切に守られ、これからも受け継いでいくべき日本の宝を身近に感じ、函谷鉾や祇園祭にご興味を持っていただければ幸いです。

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スケジュール

毎年7月から始まる祇園祭。そしてメインイベント「山鉾巡行」のスケジュールはもちろんのこと、函谷鉾を間近でご覧いただける様々なスケジュールを掲載しております。

人の手で緻密に組み建てられる鉾建てや曳初めを始め、様々なスケジュールのご案内をしておりますので、是非ご確認ください。

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授与品ご紹介
(オンラインショッピング)

手ぬぐいや扇子、提灯セットなど函谷鉾オリジナルの商品をご紹介しております。数量が限定されておりますので、なくなり次第終了いたしますが、こちらでもご購入いただけます。

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お知らせ

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函谷鉾の様子1

函谷鉾御朱印

近年人気があり、様々な社寺でいただけるご朱印を集めている方も多いことでしょう。そんな御朱印が「祇園祭」の各山鉾町でも授与されていることをご存知でしょうか。前祭(さきまつり)、後祭(あとまつり)それぞれの宵山期間中のみいただける限定のご朱印です。

函谷鉾(前祭)でもご用意しておりますので、是非お楽しみください。

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函谷鉾の様子2

AR・VR

近年、様々な分野で活用されております「AR(拡張現実)」や「VR(仮想現実)」の世界。

とても古くから行われている「祇園祭」ですが、私たち函谷鉾では、最新のARやVRを使い、より深く函谷鉾のことを知っていただけるように常に工夫を加えております。この日本の誇る文化を後世に残すためにもこのような技術を使いご紹介しております。

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お問い合わせ

公益財団法人函谷鉾保存会への各種お問い合わせは、こちらのお問い合わせフォームより必要事項をご入力いただき、入力内容をご確認の上、送信を完了していただきますようお願いいたします。

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